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種籾の塩水選と温湯消毒 今年も米作りの作業が始まりました〜

  • Day:2014.03.24 20:42
  • Cat:稲作
昨日、「三年目の米」になる予定の種籾(たねもみ)の塩水選(えんすいせん)と温湯(おんとう)消毒をやりました。

塩水選とは、塩水を使って種籾の選別を行うこと。
温湯消毒とは、クスリを使わずお湯だけで種籾の消毒を行うことです。

今年の種籾は、昨年栽培した、農薬も肥料も使わずに育てた稲から採れたものを使います。
厳しい環境で育った稲のたくましさが、今年の稲に現れてくれることを期待しています。

まず塩水選の作業です。

水に塩を入れて比重を1.13にします。
この比重はうるち米の場合だそうで、もち米の場合は1.08だそうです。

昨年は水10リットルに対して、塩を1.9kg入れて溶かしました。

念のため、ネットで塩の量を調べてみると、1.9kgとしているところと、2.1kgとしているところがあって迷いました。
結局は、多い方がきびしい基準になると考え、2.1kgの塩を入れました。


後でもう少し調べてみると、卵が横になって浮かんで、水面にすれすれに浮いているのが1.13。
水面に卵の表面が10円玉くらい出ている状態では、比重が1.17くらいあるそうです。

今回のは下の写真のように、500円玉くらい出ている状態なので、比重は1.17より高かったのでしょうね。

厳密にやるのであれば、比重計という道具もあるそうです。

IMG_2656.jpg

種籾を塩水の中に入れ、よくかき混ぜ、しばらく待ちます。
すると、浮かぶ物と沈む物に分かれます。

浮かんできた物は、未成熟な種の可能性がありますので、すくって分けます。

こんな風にして、よい種籾を選別していきます。

IMG_2664.jpg

選別終了後、種籾をよく真水で洗いました。

だいたい二割が浮いて、八割くらいが沈んだという結果でした。


その後、温湯消毒といって、60℃のお湯に10分間種籾をつけて消毒を行います。

この消毒の温度は割と厳密にやりたいと思っていますので、二段階にしてお湯につけます。
草木染めで使っている寸胴を二つ用意し、片方は50℃くらい、もう片方は60℃くらいに沸かしました。

まず、50℃のお湯に種籾をつけて温めます。
10秒とか、20秒程度でしょうか。
お湯から種籾を引き上げて、流れ落ちるお湯と、寸胴のお湯が同じであれば、種籾を入れた袋の中の方まで温まっていることになります。

そしたらすぐに、60℃の寸胴に入れて10分間消毒します。

寸胴は、ガス台の上に載せて温度を±1℃以内に調整しました。

火を付けている間は、寸胴の底が高温になります。
底と接している種籾に悪影響が出るのを気にして、寸胴の底に一枚を皿をしいてやりました。

また、種籾の入った袋は時々ひっくり返したりし、均等に温度がかかるように気を配りました。

なんだか毛糸を染めている時と同じですね。

IMG_2669.jpg

温湯消毒の終了後は、すぐに水で種籾を冷ましました。

これで、消毒は終了。


その後、浸種と言って、種籾を水につけておきます。

IMG_2670.jpg

うちでは、日陰の場所に大きな桶を置いて、井戸水を掛け流しにして置いておきます。
桶は藍染め用のものを使いました。

井戸水温度は、今は10℃弱です。
積算温度が100℃を超えると芽が出せるようになるそうです。


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草木染め工房つばめのうた(宇賀田 正臣)


 ホームページ:http://www.tsubamenouta.com
 メール:mail☆tsubamenouta.com
 メール送信時は☆を@に変えてください。
 Facebookページ:https://www.facebook.com/tsubamenouta


 草木染め、藍染め(灰汁発酵建)で糸等を染めています。
 棚田(天水田)・天日乾燥(稲架掛け)の無化学肥料・無農薬のコシヒカリを作っています。


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